メリットだらけ!社内預金を活用すべき理由

社内預金制度って沢山メリットがあるのをご存知ですか?

会社勤めされている方で、制度があるにも関わらず利用していない方、もったいない!

社内預金制度の仕組み、メリット、デメリット、制度が無い方の代替案を考えてみました!

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社内預金とは?

簡単に言うと、会社の福利厚生の一環で、給与天引きで貯蓄ができる制度です。もちろん福利厚生の一部なので、「任意」で毎月の貯蓄額を決めることができます。

(強制的に貯蓄をさせる「強制貯蓄」は禁止されています)

普通の貯金と違うのは、みなさんが貯金する際、お金の預け先は金融機関(銀行など)がほとんどですよね?

社内預金のポイントは自分が勤める「会社」にお金を預けます。だから「社内」預金と呼ばれてるんですね。

簡単に図解してみました↓

イメージ図では、ぶたさん貯金箱のように単に企業がお金を預かっているように見えますが、実際は投資、運用するといった経済活動を社内預金を使って行っています。

従業員にとっては高い金利でお金を預けることができ、企業にとっては「給与天引き」という方法で安定して資金調達ができるということで、お互いにメリットがある制度だと言えます。

メリット・デメリットを考えてみた

社内預金の仕組みについてはご理解いただけたかと思います。続いて、メリデメを見ていきましょう。

メリット

まずはメリット!

金利が高い

日銀の金融政策でマイナス金利が実行されていますが、その影響により金融機関によっても様々ですがその金利は0.001%、定期預金に預けても0.2%・・・

そんな中、社内預金の金利は各企業が自由に決定できますが、厚生労働省より下限金利が定められていますその金利なんと、0.5%!!

つまり、0.5%以上の金利で預金ができるということ。ちなみに私の勤める会社は、1%近くの金利です。

仮に100万円預けていた場合を考えてみます。(金利は上記サイトのランキングで一位だったものを利用、一年運用した場合のケース)

預金種類金利利息/1年
普通預金0.02%200円
定期預金(3年)0.2%2000円
社内預金0.5%(最低金利)5000円

その差は一目瞭然ですね。

単に置いておくだけのお金はぜひ定期預金等を活用した方がよいですが、その金利を上回る社内預金、恐るべし!ですね(笑)

給与天引き=貯金の近道

貯金をするなら、まず貯金額を別口座に移すとか、生活費から抜く!とよく言われますが、社内預金をすれば、給与天引きなので自動的に貯蓄できる仕組みが構築できてしまうわけです。

会社によって違うかもしれませんが、通常の給与からの天引きと、ボーナスからの天引きそれぞれに天引きする金額を決められるところが多いです。

私は月々の給与から5万円、ボーナスからは10万円社内預金に入れています。

すると途中で引き出さない限り、80万貯金できていることになります!(ボーナスは夏冬で2回)

毎回貯蓄用口座に移動するといったことをしなくても、貯蓄できてしまうわけです。

よく言われるデメリット

次にデメリットです

流動性が低い

社内預金は会社に預け入れています。なので、普通の銀行に預けている時と異なり、当たり前ですが、街中にATMはないですし、お金が必要なときすぐには引き出せません

また、私の会社では社内預金を引き出すとき、上司の印鑑が必要です。ちょっとめんどくさいよね。わざわざ自分の社内預金を使うだけなのに上司に言いに行くのは汗

ただ、上司に言わないとおろせないということは、社内預金を使用することに対して抑止力が働いていると考えることもできます笑 おろさなければ貯まりますね。

会社の倒産リスク

会社に預けているということは、会社が倒産したとき預けていたお金はどうなってしまうでしょうか。

私が勤める会社が倒産したとします。会社が倒産するとまず、労働の対価である給与は先取特権として認められているので、会社にほかの返済すべき借金があったとしても、給与の支払いが優先されます。

一方で社内預金はどうでしょうか。社内預金は、従業員が「任意」で会社にお金を貸す(=預ける)会社にとっては借金です。労働の対価でもありません。つまり給与のように優先的に弁済されないのです。

と、ここまではよく言われるところです。

しかしながら、下記を見てみてください。社内預金を設定する際、労使協定を結ぶ必要があり、そこに「保全」方法等も定めなければならないとしています。

  1. 預金者の範囲
  2. 預金額の限度等
  3. 下限利率
  4. 上限利率
  5. 預金の利子の計算方法
  6. 預金の受入れおよび払戻しの手続き
  7. 預金の保全方法等
    1)金融機関等による保証契約、2)信託会社との信託契約、3)質権または抵当権の設定、4)預金保全委員会の設置し貯金管理勘定その他の適当な措置 いずれかの方法で行います。

大阪社労士事務所

つまり、何らかの方法で預金を保全することを企業に義務付けています。

なので、企業が保全をやっていなかった!といった特殊なケースが無い限り、現実的には会社が倒産したからといって、一円も戻ってこないというケースはほぼ無いと思います。(保全方法が元本保証をしていない場合は、全額は戻ってこないですが、企業の保全方法によってどのぐらい戻ってくるかはまちまちなので、気になる方は労使協定を見てみてください)

ただ、会社が倒産するとその債務の処理に時間がかかることがほとんどです。つまり、返ってくる可能性は高いけど、いつ返ってくるかはわからないということ。自分の会社がやばいなと思い始めたら、引き出すのが一番だと思います。

詳しく知りたい方は厚生労働省の案内「社内預金制度の適正な運用のために」も見てみてください。厚生労働省として、従業員のためにどういった基準を企業に求めているのか詳しく書かれています。

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社内預金制度が無い場合は?

メリット沢山の社内預金制度ですが、こんなことが言われています。

社内預金の導入企業は2014年で全体の3.6%と、09年の4.6%から減少した。常用労働者1000人以上の大企業では6.7%。

社内預金の金利 有利さが目立つ

つまり、前提の3.6%しかそもそもこの制度を提供していないということ。

社内預金制度なんてない!でも似たようなスキームで貯蓄したい!と思われる方は下記の方法をおススメします。

財形貯蓄制度を利用する

社内預金はないけれど、財形ならある!という方多いと思います。

財形貯蓄制度については、下記のサイトに詳しく概要が載っていますので、仕組みは割愛しますが、この制度でも「給与天引き」による貯蓄が可能です。

自動積立は貯蓄の大原則。中でも勤労者だけができる財形貯蓄(勤労者財産形成貯蓄)は、融資制度や優遇税制などでメリットが大きい貯蓄です。3つの財形貯蓄からライフプランに合うものを選び、計画的に資産形成を図りましょう。

銀行の自動積み立て商品を利用する

毎月一定額が登録口座から積み立て用口座に自動で移動してくれるイメージです。給与天引きではないですが、貯金の王道である「先取り」が可能となります。

会社の福利厚生として上記制度がない場合、利用してみるのは手です。

如何でしたか? どんな制度にもメリット、デメリットがあります。しっかり確認して利用することで、メリットを最大限活用しましょう。

新社会人必見!残業代についての基本的な考え方は下記参照

徹底解説!「残業月100時間未満で合意」の本当の意味
最近ニュースで「残業時間100時間未満」で合意したと報道されています。残業100時間って実際どのぐらいの負担感なのでしょうか。

以上、「メリットだらけ!社内預金を活用すべき理由」の記事でした!

ご精読ありがとうございます♪

(written by にーちぇ)

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